唯信◆2021(令和三)年6月号
謹みて 慈光照護のもとお念仏ご相続の事と拝察申し上げます。
5月のうちから梅雨のような天候が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
脳神経系の病を得た者なので前線が往きつ戻りつする日々はなかなかヘヴィです。
お互い頑張りましょう! ・・・ 一息ひと息 南无阿彌陀佛 NAMOAMIDABUTSU
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久遠劫よりこの世まで
あはれみましますしるしには
仏智不思議につけしめて
善悪・浄穢もなかりけり
【意訳】果てしなく遠い過去から今の世に至るまで、救世観音(くせかんのん/聖徳太子)は慈しみの心から、思いはかることのできない阿弥陀仏の本願にすべてのものを導き入れ、善いものも悪いものも、清らかな心のものも汚れた心のものも、分け隔てなく救われるのである。(出典『三帖和讃』浄土真宗本願寺派編/注( )内筆者)
『三帖和讃』のひとつ、『正像末和讃』のなかの『聖徳奉讃 十一首』からの一首です。日本の釈尊(お釈迦さま)と仰がれる聖徳太子を、親鸞聖人さまは観音菩薩の化身と敬い、終生尊ばれました。観音菩薩は、救世菩薩、救世観音菩薩とも呼ばれますが、広く世間の人々を救って下さるからです。
私たち浄土真宗に縁の有る者は、聖徳太子と聞いて思い出すのは京都の六角堂(正式名称頂法寺・御本尊観音菩薩・聖徳太子建立)ではないでしょうか。
親鸞さまは九歳で得度し比叡山に上られました。二十年間のご修行の詳細は不明ですが、二十九歳の頃には常行三昧堂で堂僧(不断念仏衆)を勤めていました。救いの道を見出せない苦悩を抱え、多くの人々が救いを求めて集っていた法然上人のもとを訪ねるべきか悩み迷われ、その答えを求めて六角堂に百日間参籠されました。そして、九十五日目の夜明け前、夢に現れた聖徳太子が悩み続けた闇を破って新たな道をお示しなさったので、早々に六角堂を出てまっすぐに東山吉水の地へ法然上人を訪ねられた云々…。と、京都の御本山への団体参拝の道中にお聞きになられたことでしょう。
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聖徳太子は飛鳥時代の推古天皇の摂政として教科書に登場しますが、親鸞さまは、偉人としての偉業だけでなく、観音菩薩の化身と定めて讃嘆されています。観音菩薩は阿弥陀如来さまの脇士として、弥陀の大いなる慈悲のはたらきを果たされるのですから、歴史を超えて時代を超えて衆生(この私、私たち)を救うために身を尽くされていると称えられました。さらに、救世観音菩薩のお心は、過去より現在まで一時も休むことなく慈しんで下さっているから、仏智不思議につきしたがえる身にならせて頂けたのだと讃じておられるのです。
六角堂に参籠された若き堂僧の頃より聖徳太子を慕われた親鸞さまは、法然門下となって以来、『煩悩具足の凡夫』との深いご自覚を一時たりとも忘れることはありませんでした。
その揺るぎないご信心の有り様を聞かせて頂くと、『善悪・浄穢が救いの妨げにならない』と信知した歓びにとどまらず、自らの内なる闇の深さに気づかされ、大悲のお徳を報ずるお念仏を申す身とならせて頂いたという親鸞さまの報恩のお心持ちを深く深く聞かせて頂きたいと存じます。親鸞さまが御和讃に託されたお心が、コロナ禍を生きる私に、お念仏申す日暮らしの有難さをいよいよ知らしめて下さいます。
合掌称佛
住職 北條不可思
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-562.html
PhotographyCopyright©(石原秀樹);JAPAN
『航海の果てに/ On the white road 』
《NEW YORK official version》1994年作: FUKASHI HOJO VOW Leaves
北條不可思 “詩の葉”【限定公開】
『航海の果てに/ On the white road』
1994年作《NEW YORK version》
LYRICS&MUSIC WRITTEN BY :FUKASHI HOJO
(1994年10月 軽井澤・万平ホテルにて作す)
https://plaza.rakuten.co.jp/fukashihojo/diary/200602100000/
作詩・作曲・歌 北條不可思
歴史を超えて夢を見つけようよ
茨の道で愛(大慈大悲)を見つけよう
子守唄を忘れた親鳥と
空を恐れて怯える小鳥たち
幻を追いかける 愚かさが身にしみるけれど
戦う事に別れを告げ 共に今を歩こう
君と僕の間に 国境なんてないさ
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瞳の奥の眼を開いて 心 さらして自分になろう
行く先に彷徨う 愚かさが身にしみるけど
争う事に別れを告げ 共に今を生きよう
君と僕の間に 国境なんてないさ
願いに生きることに目覚め
共に今を生きよう
君と僕の間に 国境なんてないさ
愛(智慧慈悲)を語り
誇り(真実信心)を持って 共に今を歩こう
君と僕の間に 国境なんてないさ
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依佛)
Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依法)
Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依僧)
NAMO-WAMIDABUCHI
南无阿彌陀佛
Copyright © 1994 by Special Jion Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
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"Song & BowzuMan”39BOOK pecial CD
Author:Song&BowzuMan
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《心に慈慧の響きと平安を》
❝Song & BowzuMan❞
since 1981
縁絆&野聖物語
メッセージコンサート~1996
ENBAN&YAHIJIRImonogatari
message concert endlesstour
since 1996
縁絆・野聖 Endlesstour
眞信讃歌 18minutes
since 2019
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北條不可思【愚螺牛・華思依】
ほうじょうふかし
【ぐらぎゅう・かしい】
法名/釋難思(しゃくなんし)
広島県出身【三次生まれ呉育ち】
1961年10月14日生
浄土真宗本願寺派・僧侶
シンガー・ソングライター
得度
1981年10月15日
(法名・釋難思/シャク ナンシ)
浄土真宗本願寺派
(本山・西本願寺)
http://www.hongwanji.or.jp/
浄土真宗本願寺派
東京首都圏都市開教専従主管
(1986~2005)
:西本願寺相模原布教所:
(築地本願寺内)
http://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派・
眞信山蓮向寺住職(1991~)
http://renkoji.org/
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FUKASHI guragyu HOJO
Shaku Nanshi(Priest Name)
【Born】
October 14, 1961
Hiroshima, JAPAN.
【Years active】
1981-modern times
Song&BowzuMan
singer-song writer
Priest(Shin-Buddhism,
Pure Land Buddhism)
JODO SHINSHU
HONGWANJI-HA
NISHIHONGWANJI:KYOTO
https://www.hongwanji.or.jp
/english/activity/index.html
TSUKIJIHONGWANJI:TOKYO
💎SHINRAN-SHONIN💎
(1173 – 1263)
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{本願を信じ念仏申さば仏に成る}
{歎異抄}第十二条
― 善人なほもつて往生をとぐ、
いはんや悪人をや。―
{歎異抄}第三条
おかげさまは
ありがとうの生みの親
{信心正因 称名報恩}
この逆謗の穢愚身
唯今ここに
帰命尽十方無碍光如来
合掌称佛
NAMOWAMIDABUCHI
北條不可思
(釋難思)
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