http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-117.html
TVK (yokohama)/OSHABERI TOMATO:1987
現代和讃を謡う吟遊詩人へ
メッセ-ジ フロム 三國 連太郎 (1994年)
北條さんの声と歌に、
言葉よりも音楽の方が心に浸透する力が大きいことを
実感させられてしまった
これは、現代の和讃ではないか。
つまり、今の言葉で、今の音楽で綴られた仏教讃歌だと感じたのだ。
新しい文化の誕生と言ってもいい。
ところで、文化というと古めかしいものと思われがちだが、
現在の古典が誕生した時には、
すこぶる新鮮でセンセ-ショナルなものだったのではないか。
それがいつの間にか形骸化して、
真意が全然伝わってこないと感じてしまう。
とするなら、北條さんの歌、否、存在そのものが、
いまだかつてなかった稀有なものではなかろうか。
きっと<北條不可思>は、常に待たれていた存在だった。
だが、待っている側が待っている対象を明確に出来ないから、
結局自ら名乗りを挙げるしかなかったわけだ。
俳優の僕は、演じる役を鏡に人間の、
しいては自分の愚かさや可愛さを見つめることを楽しんでいる。
己に忠実であるために降板するのはそのためだ。
北條さんは、そこを徹底したノンフィクションで
やりこなす強靭な人でもある。
だから、伝統教団の中にあって、
迎合せず異端にならず自分の言葉で語るなんていう
困難極まりないことができるのだ。
だいたいどんな組織でも、
体制の中でラクに生きることばかり考えているのだろうから。
北條さんの存在は、言葉が言葉として魂を持っていることの、
命の通う言葉の存在の証のように思えてならない。
私の大好きな渡辺えり子さん(作家、女優)は、
40を過ぎても6歳のごとき濾布を持っている。
まるで、生まれっぱなしの純粋さで
社会の出来事を濾過させているようだ。
北條さんにも、今の濾布を持ち続けてほしい。
そうやっていかれたら素敵な宗教者になられるという期待がある。
まずは、吟遊詩人のように弾き語り、
声をからして頂くのが一番ではなかろうか。
三國 連太郎
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メッセ-ジ フロム 新井 満 1994
小説を書く医師や教師がいる。
絵を描く主婦もいれば、陶芸をする映画監督もいる。
同時に様々な形で自己表現をしようとする芸術衝動を、
決しておさえこんではいけない。
なんとなれば自己表現とは生きることに外ならないからである。
僧侶・北條不可思の歌を聴いた。
人生の謎と美と真実に一歩でも近づこうとして疾走する、
一人の男の歌を聴いた。
新井 満
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推薦文
わが宗門より仏様のおこころを
歌にのせて一人一人のいのちへ
語りかける青年僧侶が登場しました。
仏様の限りない呼び声に
老若男女を問わず誰もが
いのちの尊厳に聞き入ることであります。
どうぞ一人でも多くの方へお伝え下さい。
浄土真宗本願寺派 総長 松村了昌
1994年 平成6年4月6日
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このメッセ-ジは1994年6月CD「TEARS OF CLOWN・道化師の涙」
(日本クラウン/パナムレ-ベル)メジャーリリースに際し、
ライナーノーツとして
俳優・三國連太郎氏、作家・新井満氏に、
推薦文として浄土真宗本願寺派総長(当時)松村了昌師に、
寄稿して頂きました文章です。
NAMO-AMIDABUTSU
RECORDING 2008-/レコーディング:作品制 2008-
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-248.html
遊牛の詩/ゆうぎゅうのうた
作詩・作曲・歌 北條不可思
演奏・北條不可思とカノ・バンド
(http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-221.html)
1996年作 1998年発表 2006年再発表 2009年再々発表
from Jion Music Factory:Office AmitaHouse;
Produced by GURAGYU(愚螺牛)
野聖物語~我が心の親鸞聖人;Shinran-Shonin of my mind~ 2009年発表に収録
【北條不可思/音楽表現活動メディア紹介】
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-252.html
『遊牛の詩』は、Song&BowzuMan
"歌うお坊さん"北條不可思の代表作の一曲。
― 善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。―
世界的に知られる
親鸞聖人語録「歎異抄」
第三条の言の葉の放つ響きと
障害を持つ、息子・慈音との
生活の中からインスパイアされ
生まれ出でた詩曲。
北條不可思にとっての
Like A Rolling Stone(BOB DYLAN)であり
恩徳讃歌でる。
もはや、歌とは言えないのかもしれない。
この一節は、《開き直り》の捨て台詞ではなく、
究極の帰依と信念と内省の発露の独白の言の葉と味わえる。
♢♢♢♢♢♢
『本願他力の意趣』(歎異抄第三条原文)
― 善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや ―
http://plaza.rakuten.co.jp/fukashihojo/diary/200703080000/
歎異抄第三条
【原文】
一 善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。
しかるを世のひとつねにいはく、
「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」。
この条、一旦そのいはれあるに似たれども、
本願他力の意趣にそむけり。
そのゆゑは、自力作善のひとは、
ひとへに他力をたのむこころかけたるあひだ、
弥陀の本願にあらず。しかれども、自力のこころをひるがへして、
他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐるなり。
煩悩具足のわれらは、
いづれの行にても生死をはなるることあるべからざるを、
あはれみたまひて願をおこしたまふ本意、
悪人成仏のためなれば、
他力をたのみたてまつる悪人、もつとも往生の正因なり。
よつて善人だにこそ往生すれ、まして悪人はと、仰せ候ひき。
【愚螺牛・取意】
善人ですら往生をとげる。まして悪人はなおさらのこと。
ところが世間の人は、「悪人ですら往生するのだから、
まして善人はなおさらだ」と言う。
この考え方は、一応もっともなようではあるが、
本願他力(浄土之真宗)の心の意趣意向には背いている。
その理由は、自分の力で善根を修め往生しようと思っている善人は、
阿弥陀如来の智慧と慈悲のはたらき(本願他力)を疑い、
そのままに頂けない人ゆえに、
弥陀の本願にかなってはいない。
しかし、そういう人も、わが身の善を信じ、あてたよりにし、
往生に役立たせようとする自力の心を捨て去り、
弥陀の本願を信ずれば、摂取不捨の働きにより、
真実の浄土の往生ができる。
あらゆる煩悩を身にそなえている我々は、
どんな修行・修学によっても、
生死の闇の迷いから離れ逃れることができない。
そのような煩悩具足の我らを憐れみ、
大悲大願をおこされたのが阿弥陀如来の本意であり、
悪人成仏のためであるからこそ、
自己を見限り、我がはからい(自力)を捨て、
弥陀の本願(本願他力)をたのむ悪人こそが
弥陀の本願の真の目当てであり、
本願他力こそ、真実の浄土往生の正しい因である。
それゆえ、善人ですら往生をとげる。
ましていわんや悪人はなおさらのこと。
・・・
それは今も耳の底に確かに聞こえる。
北條慈音/JION HOJO(ほうじょう じおん)
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-229.html
* On the white road *
いつの日か帰る場所へと続く白き道(2001年)
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-23.html
*
北條不可思略歴詳細/Brief history
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-240.html
北條不可思への質問/Question to FUKASHI HOJO
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-206.html
遊牛の詩 (以下歌詩掲載)
詩/曲 北條 不可思
(浄土真宗本願寺派:西本願寺 僧侶:シンガー・ソングライター)
1996年作
*善人なおもて往生す
ましていわんや悪人はなおさらだ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
+++++++
自由だ平和だ人権だと騒ぐ前に我々は何をしてる
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
**毎日何かの命を喰らって生きてるくせに
人間だけが一番エライと講釈、講釈たれる
ねずみに勝利を渡す牛になりたい
ねずみに勝利を渡す牛になりたい
悠々と歩む牛になりたい
悠々と歩む牛になりたい
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
+++++++
明日ありと思う心の浅はかな愚かな己の精神よ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
福祉だ教育だ環境だと騒ぐ前に我々は何をしてる
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
毎日何かの命を喰らって生きてるくせに
人間だけが一番エライと講釈、講釈たれる
ねずみに勝利を渡す牛になりたい
ねずみに勝利を渡す牛になりたい
悠々と歩む牛になりたい
悠々と歩む牛になりたい
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
*善人なおもて往生す
ましていわんや悪人はなおさらだ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
善人なおもて往生す
ましていわんや悪人はなおさらだ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
善人なおもて往生す
ましていわんや悪人はなおさらだ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
善人なおもて往生す
ましていわんや悪人はなおさらだ
Oh My Son : お前さん
このメッセ-ジが聞こえるかい
MUSICIAN
Guitar(acoustic&electric)
Vocals-Fukashi Hojo
Harmonica-Shaku Nanshi
:FUKASHI HOJO&CanoBand:
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-221.html
LINER
NOTES
Fukashi Hojo –(北條不可思)
guitar,
acoustic and electric rhythm lead, harmonica , vocals
Shoichiro
ashow Aso –(麻生祥一郎)
-
Drums percussion
Yoichi
bassball Fujisaki–(藤崎羊一)
-
Electric bass & acoustic upright bass
Yusuke
pianissimo Nakagawa–(中川雄介)
-Piano & Hammond organ
Produced by GURAGYU:愚螺牛
Copyright © 1996,renewed 2009
Special JION Music
『遊牛の詩』のための寓話;文・里寿(北條里恵)
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-126.html
Amitahouse&GURAGYU PRODUCTIONS
inspired TANNISHO
http://plaza.rakuten.co.jp/fukashihojo/diary/200605030000/
Tannishō【From Wikipedia;English」】
http://en.wikipedia.org/wiki/Tannish%C5%8D
Copyright © 1996 Special JION Music
:FUKASHIHOJO SONGS:
遊牛の詩「北條不可思楽曲作品集」
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-180.html
北條不可思 縁絆コンサート:フォトドキュメントリスト
ENBAN "縁絆" concert endlesstour PhotoDocumentaryList
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-193.html
野聖物語:眞信讃歌2009~
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-311.html
北條不可思への質問/Question to FUKASHI HOJO
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-206.html
Pohtography,Text,Poetry,Lyrics
Copyright © 1981- Special JION Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
OfficeAmitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS
親鸞聖人大谷本廟750回大遠忌記念:献歌コンサート「恩徳讃歌」
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-194.html
Author:Song&BowzuMan
♦♦♦♦♦
《心に慈慧の響きと平安を》
❝Song & BowzuMan❞
since 1981
縁絆&野聖物語
メッセージコンサート~1996
ENBAN&YAHIJIRImonogatari
message concert endlesstour
since 1996
縁絆・野聖 Endlesstour
眞信讃歌 18minutes
since 2019
*
北條不可思【愚螺牛・華思依】
ほうじょうふかし
【ぐらぎゅう・かしい】
法名/釋難思(しゃくなんし)
広島県出身【三次生まれ呉育ち】
1961年10月14日生
浄土真宗本願寺派・僧侶
シンガー・ソングライター
得度
1981年10月15日
(法名・釋難思/シャク ナンシ)
浄土真宗本願寺派
(本山・西本願寺)
http://www.hongwanji.or.jp/
浄土真宗本願寺派
東京首都圏都市開教専従主管
(1986~2005)
:西本願寺相模原布教所:
(築地本願寺内)
http://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派・
眞信山蓮向寺住職(1991~)
http://renkoji.org/
****************
FUKASHI guragyu HOJO
Shaku Nanshi(Priest Name)
【Born】
October 14, 1961
Hiroshima, JAPAN.
【Years active】
1981-modern times
Song&BowzuMan
singer-song writer
Priest(Shin-Buddhism,
Pure Land Buddhism)
JODO SHINSHU
HONGWANJI-HA
NISHIHONGWANJI:KYOTO
https://www.hongwanji.or.jp
/english/activity/index.html
TSUKIJIHONGWANJI:TOKYO
💎SHINRAN-SHONIN💎
(1173 – 1263)
◇****◇****◇****◇
{本願を信じ念仏申さば仏に成る}
{歎異抄}第十二条
― 善人なほもつて往生をとぐ、
いはんや悪人をや。―
{歎異抄}第三条
おかげさまは
ありがとうの生みの親
{信心正因 称名報恩}
この逆謗の穢愚身
唯今ここに
帰命尽十方無碍光如来
合掌称佛
NAMOWAMIDABUCHI
北條不可思
(釋難思)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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