『和国に生まれて』♯2 (1993年作) :2022年12月19日 BASIC RECORDING DS#12 通算27作目『Freedom and Equality:自由に平等』収録曲 2023年10月14日発表予定 和国という名の 片州に生まれ 乳離るるころにゃ 弥陀佛(midabu)と語る ※人が泣いとる 声押し殺し 銭と病に 震えとる ※啼けよなこうや わしらは自由 わしらの自由が 弥陀佛(midabu)の願いじゃけん ※縁があるんなら ちょいと一緒に歩こうか 往くも行かんも 貴方(anata)しだいよのー ※船を出そうや 日の落つるとこ(西方浄土)へ 乗るも乗らんも 真心(眞實信心)ひとつよのー ※果てなく際きわ無なき 時空の果ては 平(taira)で等(hitoshi)き
阿弥陀:WAMIDAの命よのー DS#12 通算27作目『Freedom and Equality:自由に平等』収録曲 2023月14日発表予定 Music&lyrics FUKASHI HOJO Copyright © 2022 by Special JION Music
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2022(令和4)年12月号
【高僧和讃:源空讃】より。
唯信◆2022(令和4)年12月号
謹みて 師走の候、有縁の皆さまにおかれましてはお念仏ご相続の事と拝察申し上げます。世界中の様々な出来事が〝値上げ〟となって私の生活にも及んできました。気持ちがささくれますが、ため息とともにお念仏申すご縁を重ねて参りたいと思うばかりです。
*
真の知識にあふことは
かたきがなかになほかたし
流転輪廻のきはなきは
疑情のさはりにしくぞなき
*
高僧和讃:源空讃
【意訳】真実の善知識に出会うのは、難しいことの中でも特に難しい。迷いの世界を果てしなく生れ変り死に変りし続けるのは、まさしく本願を疑うというさまたげによるのである。(出典『三帖和讃』浄土真宗本願寺派編)
善知識(ぜんぢしき)…悪知識に対する語。善き友、巧みな教化者(きょうけしゃ)。
仏教の道理を説いて仏道に縁を結ばせる人。また、ともに仏道に励む者をいう。
本願念佛の教えを自ら信じ、正しく伝えて下さる人。
悪知識…悪い教えを説いて人を誤った道に導く者。
*
親鸞聖人さまは、二十年もの歳月を比叡山での成仏道の勉学と修行に励まれた果てにあって、尚も自らの心がさとりの道へと至らない現実に深い迷いと苦悩に切迫されておられました。その迷いと苦悩に沈む愚かな身を摂め取って決して捨てられない阿弥陀如来さまの《摂取不捨の救い》の教えをお伝え下さった法然聖人(源空聖人のこと)を生涯善知識さまと仰がれました。たとえ勝(すぐ)れた教えがあっても、その本質を正確に伝えて下さる方がおられなければ千載一遇のご縁に遇うことは叶いません。正しくご本願の教えを聞くことも出来ず、愚かな身を知ることさえ出来ずに真実の教えを疑う心が妨げとなって真実に遇えず、むなしく迷いの世界を流転していたと、恩師のお導きへの深い深い感謝と崇高な念いを和讃として詩われました。
善知識さまとは「私を正しい仏法へと導いて下さる方」ですから、決してひとりとは限りません。また、「先生」であることも絶対の条件ではありません。それでも、親鸞さまにとっては、法然聖人さまは唯一無二の恩師であられました。
真実ではないものを真実と思い込み、まるで幻を追うように仏智の光明を知ることもなく闇の中に沈んでいる「私」の姿にいかにして気づくことが叶うのでありましょうか。不思議にもこのパンデミックの世にありながらも縁ある人の死を悼み、建墓し納骨し、亡き方と生きた時間の記憶に思いを馳せます。情の深い存在であるが故に、「私」は「私」を持て余す愚かで悲しい実像に触れるのかもしれません。
よくよく「私」を見つめ直してみますと、この世に生まれる縁を結んでくれた両親をはじめ、「私」を「私」たらしめた数多のご縁がありました。しかしながら、「この私を」お浄土へ生まれさせ必ずや佛に成らしめると誓い願われている阿弥陀さまのご法徳を教えて下さる方に出遇うことは、まさに難中の難です。私たちが親鸞さまの勧めてくださる本願念仏に遇うことは不思議の中の不思議です。宗祖・親鸞聖人さまも『正信偈』二句目に『南無不可思議光』と讃仰しておられます。そのご教示を有り難く拝受させて頂き、この一筋の白き道を共々に歩いて参りましょう。
合掌称佛
住職 北條不可思
このメッセージレターは、北條不可思が住職をつとめる 浄土真宗本願寺派 眞信山 蓮向寺【相模原市当麻・九坊院】 有縁の方々にお送りいたしました通信です。
ドキュメンテーション シリーズ《 ウエブサイト版》
『My way 61 』2022年初冬発表
1『浮かぶ瀬もあれ』(2009年作)💎Remix & Remaster 2022💎
2『航海の果てに/ On the white road』1984年作Remix & Remaster 2
3『枯れた葉っぱと蝸牛』💎test‐2022‐07‐04
4『野聖物語』《1987年作》Remix & Remaster 2022# 1∞
5『遊牛の詩』(1996年作品)Remix & Remaster 2022#2
6『道化の綱渡り』 💎 test‐2022‐07‐04
7《SAMDAM-NO-UTA》讃佛偈意訳『仏説無量寿経』(2016年収録)
~心の轍(2008年作) basic recording Remix & Remaster2022
8『西路の船:sairo no fune』2020年作ADM♦
9「影の影」【Shadow on shadow】:Remix & Remaster 2022
10『ひまわりのように』(1992年作) Remix & Remaster 2022
11『Beyond The LINE/境界線の向こう側』(2007年作) Remix & Remaster2022
12『悲しい雨,愚かな傘』 (2008年作)Remix & Remaster2022
13『遊牛の詩』(1996年作品)Remix & Remaster 2022#2
14『哲学しすぎた天邪鬼 』💎 test‐L
15『曇り硝子の四行詩』(2020年作) Remix & Remaster 2022
16『ギタラを取りて弦を張れ』(2020年作) Remix & Remaster 2022-3ok
17『深淵の慟哭 ShinEn No Dohkoko』 Remix & Remaster 2022
18『おかげさまでありがとう Okagesama de arigato』(2004年作)
Remix & Remaster2022
Copyright © 2022 by Special JION Music
『西路の船:sairo no fune』2020年作
2021年オリジナル音楽アルバム作品
『西路の船:sairo no fune』
(2020年作)
BASIC RECORDING
詩・曲 北條不可思
Guest performance
(Violin)‐Chieko Maki;牧 千恵子氏
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-175.html
(尺八:Shakuhachi)- Kizan Daiyoshi;大由鬼山氏
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-411.html
碧(あお)く深い空に雲が浮かび
黄金色(こがねいろ)の海に浪が踊る
差し伸べられた慈しみのその手に
支えられて我が身を支えている
一粒の涙に宿る月影
光の影に安らぐ暗闇(くらやみ)
湧いては消える雲は表白(ひょうびゃく)・・・する
仰ぐ空に絶望はない・・・(もはや希望も必要ない)
夜と昼の境界線
善と悪をはかる天秤
飛べぬ鳥は羽根を休める
やがて船は西をゆく
最果ての果てに揺れる陽炎(かげろう)
意味づけたものに意味はなく
名付けたもは幻
あえて 語る物語
雲の晴れ間に星は励ます
真実に目覚める天の邪鬼
湧いては消える雲は告白・・・する
仰ぐ空に絶望はない・・・(もはや希望も必要ない)
夜と昼の境界線
善と悪をはかる天秤
飛べぬ鳥は羽根を休める
やがて船は西をゆく
飛べぬ鳥は羽根を休める やがて船は西をゆく
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2020 by Special JION Music
"Song & BowzuMan”
北條不可思
『青い太陽と銀の月/Silver moon&Blue sun』
☆Documentation Series #11
Official&Website Release Edition
オリジナルアルバム作品
2022年10月14日発表
『青い太陽と銀の月/Silver moon&Blue sun』
RELEASE LIST
🎼 1. 💎『枯れた葉っぱと蝸牛』♦(2021年作)
🎼 2. 💎『道化の綱渡り』♦(2022年作)
🎼 3. 💎『哲学しすぎた天邪鬼』♦(2021年作)
🎼 4. 💎『真実は深々と響いてる』♦(1994年作)
🎼 5. 💎『夜空を彩る星の砂』♦(2022年作)
🎼 6. 💎『青い太陽と銀の月/Silver moon&Blue sun』♦(2021年作)
『青い太陽と銀の月/Silver moon&Blue sun』
Documentation Series #11 通算37作目
LINER NOTES&CREDIT
All songs written by FUKASHI HOJO
MUSICIANS
FUKASHI HOJO (北條不可思)
- guitar, acoustic and electric, harmonica, vocals
SHOICHIRO ASHOW ASO (麻生祥一郎)- drums
YUSUKE PIANISSIMO NAKAGAWA(中川雄介)
- piano, pipe &Hammond organ,accordion
ADDITIONAL MUSICIANS
e/bass-DANIEL CHRONICLES
Upright bass-KEY WEST MATADOR
strings-SUN ASHOW & CHARLES ORCHESTRA
cello-TAMNI SHOU
PRODUCED BY: GURAGYU(愚螺牛)
ENGINEERED AND MIXED
[Sound Director]
BY SUNCHESS WHITE ASH
ASSISTANT– CHARLIE U
FRONT COVER (Drawing)–CASSIE
Note
なぜ、いつまでも同性婚や夫婦別姓は制度として認められないのだろうか?
『みんなちがってみんないい』『唯一無二の存在』といった
掲げられたスローガンは、やる気のなさの隠れみのなのか。
言葉には励ましたり暖めたりする力があるが、
痛めつけたり傷つけたりする刃にもなることを改めて思う。
そして、たったひとりギター1本を握りしめ
“歌うお坊さん/Song & BowzuMan”として
対象を限定することなくメッセージを届けたいと
名乗りをあげた20才の北條不可思の覚悟が
今ならリアルに理解できる。
人生を救ってくれた音楽とが自分の中では最初から融合しているのだが、
たくさんの誹謗中傷に抗おうと説明を試みる程に
言葉が絡んで核心から遠のいていく。
その按配の悪さは若さとも言われただろう。
そこに含まれた「青臭い」や「身の程知らず」や「エエかっこしい」
といった冷ややかなニュアンスも、もはや記憶の断片だ。
なぜなら最初の一歩から41年を経てもなお、
お坊さんであり、ギターを抱えながら曲を書く日常は継続している。
そういう訳で通算23作目となった本作は○○記念ではなく、
曲ができてレコーディングしてミキシングして
素晴らしいマスター音源が完成したので無事に作品として巣立つ。
一年ごとにこういう手順が踏めたなら未知なる作品が順次形になることだろう。
ひとりぼっちの船出も多くの出会いに満ちていよいよ賑やかな旅路となっている。
揺るぎない尽力によって温痛覚と複視の後遺症を持つ身での制作が実現している。
突然すぎる同世代の親友の訃報のなか、
『夜空を彩る星の砂』は収録された。
Odetta M/2022.10.14
※
Album design – Odetta M
Recorded and mixed
Amitahouse Main Temple Studios
(當麻九坊院♦眞信山 蓮向寺)
Copyright © 2021 -2022 by Special JION Music
Fantasia Records de JION Music Factory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
Office Amitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS
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PhotographyCopyright©(石原秀樹);JAPAN
ENBAN “縁絆・野聖物語” concert endlesstour since 1996
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"Song & BowzuMan”39BOOK pecial CD