北條不可思
Monk
{Buddhism: Jodo Shinshu Hongwanji‐Ha & singer-songwriter}
浄土真宗本願寺派 僧侶/1981年得度♦シンガーソングライター
💎💎💎
‟Song & BowzuMan”
since 1981
&
ENBAN・ YAHIJIRIMONOGATARI
‟縁絆・野聖物語”
message concert endlesstour
since 1996
❖【Activity history/活動略歴;1961~2010】#2❖
❖【Activity history/活動略歴;2010~2023】#3❖
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(Song Collection Album)
1994~
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「詩曲作品集」
1980~
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♦
唯信◆2024(令和6)年3月号
謹みて 有縁の皆様におかれましてはお念仏ご相続の事と拝察申し上げます。年明け早々より心落ち着かぬ出来事が続きました。しかし、世は混乱混迷にあっても、気候の変動は激しく心身の調子が良かろうとも悪しかろうとも、阿弥陀さまのお慈悲の中で活かされて生きている命です。
暦も弥生の頃となり、今月は春彼岸をお迎えします。
*
自力聖道の菩提心 /じりきしょうどうのぼだいしん
こころもことばもおよばれず /こころもことばもおよばれず
常没流転の凡愚は /じょうもつ るてんのぼんぐは
いかでか発起せしむべき /いかでかほっきせしむべき
{正像末浄土和讃:三時讃}
【意訳】自力聖道門のさとりを求める心は、思いはかることも言葉に表すこともできない。常に迷いの海に沈み、生まれ変り死に変りし続ける愚かな凡夫に、どうしてそのような心をおこすことができるであろう。
自力(じりき)…自分の力で善根を修め、さとりを開こうとすること。
聖道門(しょうどうもん)…自力の修行によって、さとりを開くことをめざす教え。
浄土門(じょうどもん)に対する語。
凡夫(ぼんぶ)…愚かなものの意。真理にくらく、煩悩に束縛されて、迷いの世界を輪廻するもの。
(出典『三帖和讃』浄土真宗本願寺派編)
*
すでにご承知のとおり、親鸞聖人さまは九歳で出家得度され二十九歳で比叡山をおりられるまでの二十年間、自力聖道門での修行に身を尽くされておられました。私自身は浄土真宗本願寺派の他力浄土門の僧侶としての経験しかないので、自力聖道の求道の尊さや険しさを正確に理解することは出来ません。例えば、体験宿泊などのテレビ映像を眺めながら、一泊二日の体験の延長線上に本来の修行修学があるとは思えない程度の理解しかありません。しかしながら、聖道門における仏道に身をおきながら、その道にさとりに至る道を見いだせなかった親鸞さまの苦悩と苦痛さらには癒しようのない失意と絶望の一端を想像することは出来ます。
この御和讃には、幼少の頃より仏縁を得て、我が身を捧げて修める行と学びに歳月を重ねて過ごして来たはずなのに、修行と学問で〝さとり〟に至る証(あかし)を完成できなかったご自身への深い悲しみが宿っていると思えてなりません。歩くべき道として示された道を歩けないと知る悲しみ。『誰』かではなく『私』のさとりへの道ではないと知る苦しみ。親鸞さまの語られる『凡夫』の鮮明な姿に思いが至ります。
しかしながら、その深い悲しみ絶望は新たな扉を開く鍵となりました。不可思議なるお導きを得て法然聖人さまとの出遇いで本願他力廻向の念佛のみ教えに帰依されました。
決して二者択一で選んだのではありません。自力と他力のいずれかが優れているという問題でもありません。自力の修行修学に遠く及ばない凡夫としての深い自認(自己認識)があったからこそ、「この私」のために絶対の救済、誓願成就の阿弥陀佛の無量無辺の智慧と慈悲の船に乗せて頂くという唯一無二の道を歩かれました。『船』こそが沈むほかない我が身を苦悩の此岸と西方浄土を渡す阿弥陀如来さまの悲智の願船であると信知され、後の世に生まれた私たちにもその道をお示し下さっています。尊く有難い蓮に向かう道です。
合掌称佛
このメッセージレターは、北條不可思が住職をつとめる
浄土真宗本願寺派眞信山 蓮向寺
【相模原市当麻・九坊院】 有縁の方々にお送りいたしました通信です。
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{}御影向の眼差し{}
弥陀の本願信ずべし
本願信ずるひとはみな
摂取不捨の利益にて
無上覚をばさとるなり
正像末浄土和讃
夢告讃
無明長夜の灯炬なり
智眼くらしとかなしむな
生死大海の船筏なり
罪障おもしとなげかざれ
正像末和讃
願力無窮にましませば
罪業深重もおもからず
仏智無辺にましませば
散乱放逸もすてられず
正像末和讃
「本願を信じ念仏を申さば仏になる」
歎異抄第12章より
聖人(親鸞聖人)のつねの仰せには、
「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、
ひとへに親鸞一人がためなりけり。
されば、それほどの業をもちける身にてありけるを、
たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」
♦
『弥陀の仏の白き道』
2009年作2016年再録
Official recording track
作詩・作曲・歌 北條不可思
《法名釋難思》
WRITTENBY :FUKASHI HOJO
はじめに誰が名付けたか
人には心の命があり
心の闇を破るには
智慧の灯を迎えよう
明日はないと思えども
さぁぁ この今を如何せん
さぁぁ この今を さぁぁ 如何せん
弥陀の仏と歩く道
闇夜にフツと現れる
弥陀の願いの白き道
共に歩くは あぁ弥陀の道
おわりに誰が名付けたか
人には心の命があり
心の闇を破るには
明日はないと思えども
さぁぁ この今を如何せん
さぁぁ この今を さぁぁ 如何せん
弥陀の仏と歩く道
闇夜にフツと現れる
弥陀の願いの白き道
共に歩くは あぁ弥陀の道
Copyright©2009 renewed 2016 by Special JION Music
Documentation Series #13『悲嘆と歓喜』
2,024年~2025年発表予定
制作中
収録予定作品
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『悲嘆と歓喜』
HITAN TO KANGI
(2023年作)
{Basic recording track}
詩・曲 北條不可思
献歌呈上:長倉洋海氏(写真家)
見上げた 空が深すぎて 涙(悲嘆と喜歓)の叫びが止まらない
広大無辺の慈悲の杓 円に命を掬い取る
路地の片隅に樹つ ねじれた木の影ひとつ
踏ん張って 吹く風に葉の帆を張って
恒河に沈む砂の数 儚きうつつの夢の数
嘆くとも 限りなく 果てしなき 歓びの詩
未来の 地図に目もくれず 暦の数をかき混ぜる
瞬きひとつで旅をする 時空を 包む月の影
路地の片隅に樹つ ねじれた木の影ひとつ
踏ん張って 吹く風に葉の帆を張って
恒河に沈む砂の数 儚きうつつの夢の数
嘆くとも 限りなく 果てしなき 歓びの詩
路地の片隅に樹つ ねじれた木の影ひとつ
踏ん張って 吹く風に葉の帆を張って
恒河に沈む砂の数 儚きうつつの夢の数
嘆くとも 限りなく 果てしなき 歓びの詩
嘆くとも 限りなく 果てしなき 歓びの詩
Copyright © 2023 by Special JION Music
Fantasia Records de JION Music Factory
🔶映画『鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)』🔶
不可思議にして深き縁:ENISHIをいただいております
写真家長倉洋海氏の素晴らしいフォトドキュメンタリー映画完成。
{2023年9月発表}
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「真実」…親鸞聖人
智慧の光明はかりなし
有量の諸相ことごとく
光暁かぶらぬものはなし
真実明に帰命せよ
真実
真というはいつわりへつらわぬを真という。
実というは必ずもののみとなるをいうなり。
讃阿弥陀仏偈和讃
<国宝本:左訓>
・・・
自余の行もはげみて仏に成るべかりける身が、
念仏を申して地獄にもおちて候はばこそ、
すかされたてまつりてといふ後悔も候はめ。
いづれの行もおよびがたき身なれば、
とても地獄は一定すみかぞかし。
{歎異抄/親鸞聖人語録集:第二条より}
♦The Dhammapada♦
「実にこの世においては、
怨みに報いるに怨みを以てしたならば、
ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。
これは永遠の真理である」
【ブッダの真理のことば・感興のことば】
(中村元訳・岩波文庫)より
🔶
『ダンマパダ』『法句経』
『航海の果てに/ On the white road』
1994年作
《NEW YORK version》
LYRICS&MUSIC WRITTEN BY :FUKASHI HOJO
(1994年10月 軽井澤・万平ホテルにて作す)
https://plaza.rakuten.co.jp/fukashihojo/diary/200602100000/
『航海の果てに/ On the white road』
1994年作
《NEW YORK version》
LYRICS&MUSIC WRITTEN BY :FUKASHI HOJO
作詩・作曲・歌 北條不可思
歴史を超えて夢を見つけようよ
茨の道で愛(阿弥陀如来様の智慧と慈悲)を見つけよう
子守唄を忘れた親鳥と
空を恐れて怯える小鳥たち
幻を追いかける 愚かさが身にしみるけれど
戦う事に別れを告げ 共に今を歩こう
君と僕の間に 国境なんてないさ
+++++
瞳の奥の眼を開いて 心 さらして自分になろう
行く先に彷徨う 愚かさが身にしみるけど
争う事に別れを告げ 共に今を生きよう
君と僕の間に 国境なんてないさ
願いに生きることに目覚め
共に今を生きよう
君と僕の間に 国境なんてないさ
愛(智慧慈悲)を語り
誇り(真実信心)を持って 共に今を歩こう
君と僕の間に 国境なんてないさ
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
*
すべての命よ 心からありがとう
すべての命が 輝きますように
Dear Friends、Let's Be REAL FRIENDS.
心から ありがとう
Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依佛)
Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依法)
Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi
(南無帰依僧)
NAMO-WAMIDABUCHI
南无阿彌陀佛
夢:親鸞聖人(夢告讃)
Copyright © 1994 by Special Jion Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
・・・聖人(親鸞聖人様:筆者)のつねの仰せには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり。されば、それほどの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐候ひしことを、いままた案ずるに、善導の「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、つねにしづみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)といふ金言に、すこしもたがはせおはしまさず。 さればかたじけなく、わが御身にひきかけて、われらが身の罪悪のふかきほどをもしらず、如来の御恩のたかきことをもしらずして迷へるを、おもひしらせんがためにて候ひけり。まことに如来の御恩といふことをば沙汰なくして、われもひとも、よしあしといふことをのみ申しあへり。・・・
{歎異抄:後序より}
~『愛』について~
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『曇り硝子の四行詩』
(2021年作)
作詩・作曲 北條不可思
WRITTEN BY: FUKASHI HOJO
-親鸞聖人の御和讃を念ふ-
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年(2023年)を機縁に。
‟真実は常に新しい、新しいものが常に真実とは限らない”
『愈々深く我が肝におさめて』
愚螺牛
馬鹿なMONK(僧侶)の絵空事 語りつくせぬ独り言
言の葉,紡ぐ老詩人【その実(unvoiced)】 空を見つめてうわの空
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻を踏む~ だから 音符は宇宙を舞う
夢と悪夢の空遠く 幸い住むと鷽(うそ)が啼く
今も昔も 未来まで 幸い住むと鷽(うそ)が啼く
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻(因:真実信心)を踏む~
だから 音符は宇宙を舞う
表拍子と裏拍子 凍(い)てつく瞼)の変拍子
朝な夕なの念佛は 閻魔が阿弥陀に還る音
人の心の奥の底 曇り硝子の四行詩,
詩人が韻(信心正因:真実信心)を踏む~
だから 音符は宇宙を舞う(称名報恩)
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇
正信念仏偈より
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2021 by Special JION Music
Kelly Guitars custom/Mr. Bob Dylan, the select edition
(Rick Kelly;Carmine Street Guitars)
*Photography&TextCopyright © 1981-Special JION Music
Fantasia Records de JION MusicFactory
in association with ENBAN FUKASHI-NO-KAI
OfficeAmitahouse&VOW BREATH PRODUCTIONS
『和国に生まれて』♯1
(1993年作)
:2022年12月19日 BASIC RECORDING
和国という名の 片州に生まれ
乳離るるころにゃ 弥陀佛(midabu)と語る
※人が泣いとる 声押し殺し
銭と病に 震えとる
※啼けよなこうや わしらは自由
わしらの自由が 弥陀佛(midabu)の願いじゃけん
※縁があるんなら ちょいと一緒に歩こうか
往くも行かんも 貴方(anata)しだいよのー
※船を出そうや 日の落つるとこ(西方浄土)へ
乗るも乗らんも
真心(まごころ)(眞實信心)ひとつよのー
※果てなく際きわ無なき 時空じくうの果ては
平(taira)で等(hitoshi)き 阿弥陀:WAMIDAの命よのー
『和国に生まれて』♯1
(1993年作)
:2022年12月19日 BASIC RECORDING
ÐS#12 通算27作目『Freedom and Equality:自由に平等』収録曲
2024年2月15日発表
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2022 by Special JION Music
『西路の船:sairo no fune』2020年作
2021年オリジナル音楽アルバム作品
『西路の船:sairo no fune』
(2020年作)
BASIC RECORDING
詩・曲 北條不可思
Guest performance
(Violin)‐Chieko Maki;牧 千恵子氏
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-175.html
(尺八:Shakuhachi)
Kizan Daiyoshi;大由鬼山氏
http://fukashi.blog50.fc2.com/blog-entry-411.html
碧(あお)く深い空に雲が浮かび
黄金色(こがねいろ)の海に浪が踊る
差し伸べられた慈しみのその手に
支えられて我が身を支えている
一粒の涙に宿る月影
光の影に安らぐ暗闇(くらやみ)
湧いては消える雲は表白(ひょうびゃく)・・・する
仰ぐ空に絶望はない・・・(もはや希望も必要ない)
夜と昼の境界線
善と悪をはかる天秤
飛べぬ鳥は羽根を休める
やがて船は西をゆく
最果ての果てに揺れる陽炎(かげろう)
意味づけたものに意味はなく
名付けたもは幻
あえて 語る物語
雲の晴れ間に星は励ます
真実に目覚める天の邪鬼
湧いては消える雲は告白・・・する
仰ぐ空に絶望はない・・・(もはや希望も必要ない)
夜と昼の境界線
善と悪をはかる天秤
飛べぬ鳥は羽根を休める
やがて船は西をゆく
飛べぬ鳥は羽根を休める やがて船は西をゆく
Music&lyrics FUKASHI HOJO
Copyright © 2020 by Special JION Music
PhotographyCopyright©(石原秀樹);JAPAN
ENBAN “縁絆・野聖物語” concert endlesstour since 1996
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"Song & BowzuMan”39BOOK pecial CD
現代和讃を謡う吟遊詩人へ
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『遊牛の詩』
YUGYU NO UTA
「歎異抄」第三条を機縁に
― 善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。―
詩/曲 北條 不可思
浄土真宗本願寺派/ 僧侶:シンガー・ソングライター)
1996年作
枯葉の願い:1981:
謹みて
心静かに八万四千といわれるお釈迦様の説教の中から、出世の本懐である「本願他力のみ教え」
浄土の法門、阿弥陀如来様の智慧と慈悲のお心を頂き、私共の一生をよくよく見つめてみれば、もはや、修行と学問を修め、成仏の証を完成できない末法の世にあって、まさに人の命は儚いもので、生涯の始まり、中頃、終わり、すべては夢、幻のようなものであります。 すなわち、人間にして一万歳の寿命を受けたということを知りません。一生は過ぎやすく、未だに誰か百年、二百年も生き長らえた人がありましょうか。死というものは、自分が先か、他人が先か、今日か明日かも分からず、自分より遅れたり、先に死んでゆく人は、木の葉につく雫や露よりもなお多いといいます。しかるに、朝には紅色の顔をしている若者が、もう夕方には死んで白骨になることも、また、事実であります。 まさに、死に至る縁は無量であります。 早くも無常の風が吹いてくれば、ふたつの眼はたちまちに閉じ、ひとつの息は永久に絶えてしまいます。紅色の顔は虚しく変わって、桃の季節のような美しい姿も消えてしまいます。
その時に至って、親、子、夫婦、兄弟姉妹、師匠、弟子、知人、友人など、縁有る人々が集まり嘆き悲しんでも、元に戻ることはありません。これをお釈迦様は「諸行無常」と申されました。
そうそう悲しんでもいられず、野外におくって火葬にふせば、そこには唯、白骨のみ残ります。哀れといっても言い切れないほどの悲しみ、虚しさ、儚さ、さびしさであります。 我等が命の儚さは、老人が先か若人が先か、子供が先か、病の者が先か、健康な者が先か、全く分かりません。その答えは風に舞っているが如くであります。こい願がわくば、誰もがはやく、命の尊厳と真の誇りに目覚め、お釈迦様が説教くださる、大無量寿経の教説《阿弥陀佛の大いなる悲願》を心の拠り処とし、「南無阿弥陀佛 ナマンダブ」と念佛を称えつつ、仏教の教えには無い、占いや、まじない、たたり等といった迷信、邪教、外道に迷うことなく、与えられた今日の日をありのままに生き抜き、名残惜しくとも、この世の縁が尽きて生きる力がなくなり命終わるとき、限りない真実の智慧と慈悲の佛様の心の世界、西方阿弥陀佛国土へ往き生まれるのであります。これを浄土真宗において「往生浄土」と戴きます。
愚生は、罪業深重にして、学浅く、禿(カムロ=ザンバラ髪の意;愚生は現在巻き毛)の穢愚身無戒名字の念佛の僧侶ではありますが、命がけの尊いご縁を賜った皆様へ筆を取り、心を込めてお便りさせて頂きます。
この文章は、混乱混迷の時代に人生を歩む私共へ、善人、悪人、性別、年齢を問わず、学問知識、名誉地位財産の有無を離れ、「阿弥陀如来の本願を信じ、念佛申うさば無条件に佛になる」と示され、在野に生き、『野の聖』と呼ばれ、和国・日本佛教の歴史のなかで異彩を放つ浄土真宗宗祖・親鸞聖人の御本意、『教行信証』『歎異抄』の一節を加え、本願寺第八代蓮如上人の『白骨の御文章』を取意自釈し、法話にかえて書き記させて頂きました。
どうぞ、この佛縁によって、火宅無常の世界を乗り越えさせていただき、いよいよ眞実(マコト)の絆となりますよう心から念じております。
~弥陀の本願に境界線はありません~
南無阿弥陀佛
-1981年親鸞聖人報恩講を機縁に―
浄土真宗本願寺派(本山/京都・西本願寺 東京首都圏・築地本願寺)
眞信山蓮向寺(当麻九坊院) 住職 北條不可思(法名 釋難思)
Author:Song&BowzuMan
♦♦♦♦♦
《心に慈慧の響きと平安を》
❝Song & BowzuMan❞
since 1981
縁絆&野聖物語
メッセージコンサート~1996
ENBAN&YAHIJIRImonogatari
message concert endlesstour
since 1996
縁絆・野聖 Endlesstour
眞信讃歌 18minutes
since 2019
*
北條不可思【愚螺牛・華思依】
ほうじょうふかし
【ぐらぎゅう・かしい】
法名/釋難思(しゃくなんし)
広島県出身【三次生まれ呉育ち】
1961年10月14日生
浄土真宗本願寺派・僧侶
シンガー・ソングライター
得度
1981年10月15日
(法名・釋難思/シャク ナンシ)
浄土真宗本願寺派
(本山・西本願寺)
http://www.hongwanji.or.jp/
浄土真宗本願寺派
東京首都圏都市開教専従主管
(1986~2005)
:西本願寺相模原布教所:
(築地本願寺内)
http://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派・
眞信山蓮向寺住職(1991~)
http://renkoji.org/
****************
FUKASHI guragyu HOJO
Shaku Nanshi(Priest Name)
【Born】
October 14, 1961
Hiroshima, JAPAN.
【Years active】
1981-modern times
Song&BowzuMan
singer-song writer
Priest(Shin-Buddhism,
Pure Land Buddhism)
JODO SHINSHU
HONGWANJI-HA
NISHIHONGWANJI:KYOTO
https://www.hongwanji.or.jp
/english/activity/index.html
TSUKIJIHONGWANJI:TOKYO
💎SHINRAN-SHONIN💎
(1173 – 1263)
◇****◇****◇****◇
{本願を信じ念仏申さば仏に成る}
{歎異抄}第十二条
― 善人なほもつて往生をとぐ、
いはんや悪人をや。―
{歎異抄}第三条
おかげさまは
ありがとうの生みの親
{信心正因 称名報恩}
この逆謗の穢愚身
唯今ここに
帰命尽十方無碍光如来
合掌称佛
NAMOWAMIDABUCHI
北條不可思
(釋難思)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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